GitHub Pages + Jekyll とは
⚡ 忙しい方へ
今すぐサイトを作りたい場合は サイト作成の準備 に進んでください。こちらは「なぜこれを使うのか」を知りたい方向けの説明です。
今すぐサイトを作りたい場合は サイト作成の準備 に進んでください。こちらは「なぜこれを使うのか」を知りたい方向けの説明です。
技術概要
GitHub Pages = Gitベースの静的サイトホスティングサービス(無料)
Jekyll = 静的サイトジェネレーター(Markdown → HTML 自動変換)
Minima = レスポンシブデザイン対応の学術向けテーマ
なぜ GitHub Pages が研究活動に適しているか?
メリット | 研究者にとっての利点 |
---|---|
完全無料 | 研究予算を圧迫しない持続可能な運用 |
版管理機能 | Git による変更履歴の完全追跡・復元 |
高可用性 | GitHub の冗長化されたインフラによる安定性 |
標準化された記法 | Markdown による可読性の高い文書作成 |
共同編集 | 複数研究者による分散的なコンテンツ管理 |
長期保存性 | プラットフォーム非依存の静的ファイル形式 |
Jekyll の仕組み
Jekyll とは?
Jekyll は、Markdown で書いた文書を HTML のウェブサイトに自動変換 するツールです。
あなたが書くもの → Jekyll → 公開されるサイト
(Markdown) (HTML ウェブサイト)
Jekyll の利点
- 簡単な記法: HTML を覚えなくても、Markdown で書ける
- 自動変換: 保存すると自動的にウェブサイトが更新される
- テーマ: きれいなデザインがあらかじめ用意されている
Minima テーマの特徴
このマニュアルサイトでは Minima というテーマを使用しています。
Minima の利点
- シンプル: 余計な装飾がなく、内容に集中できる
- 読みやすい: 文字が大きく、行間が適切
- レスポンシブ: スマートフォンでも見やすい
- 高速: ページの読み込みが早い
社会連携講座に適している理由
- 学術的な印象を与える清潔なデザイン
- 議事録や報告書の読みやすさを重視
- 余計な機能がなく、管理が簡単
CommonMarkGhPages の利点
CommonMarkGhPages とは?
GitHub Markdown に寄せた処理エンジンです。GitHubで使われているMarkdown記法の多くが利用できます。
利用できる拡張機能
📊 表(table)
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 日時 | 2025年6月25日 |
| 場所 | 会議室A |
項目 | 内容 |
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日時 | 2025年6月25日 |
場所 | 会議室A |
📝 脚注(footnotes)
重要な内容です[^1]。
[^1]: ここに詳細な説明を書きます。
取り消し線(strikethrough)
~~修正前の内容~~ 修正後の内容
🔗 自動リンク(autolink)
https://example.com (自動的にリンクになります)
基本的な流れ
1. ファイルを編集
GitHub のウェブサイト上で Markdown ファイルを編集
2. 保存(コミット)
変更内容を保存
3. 自動変換
Jekyll が Markdown を HTML に変換
4. 公開
通常2-10分後にウェブサイトに反映(サーバー状況により変動)
よくある質問
Q: プログラミングの知識は必要ですか?
A: 不要です。Markdown記法(軽量マークアップ言語)のみ習得すれば十分です。LaTeX経験者であれば、概念的に類似しているため習得は容易です。
Q: 費用はかかりますか?
A: 基本的に無料です。ただし、月間100GBの帯域制限と1GBのストレージ制限があります。通常の講座サイトでは問題になりません。
Q: データが消える心配はありませんか?
A: 心配ありません。すべての変更履歴が GitHub に保存され、過去の状態にいつでも戻せます。
Q: スマートフォンからも見られますか?
A: はい。Minima テーマはスマートフォンにも対応しています。
次のステップ: サイト作成の準備 に進んで、実際にサイトを作成してみましょう。